|
リスクを発見し、評価することができれば、そのリスクに対していかに対応するかが次に大きな問題となります。一般にリスクへの対応は、リスクの回避・軽減・分散などのリスク・コントロール、およびリスクの保有・転嫁などのリスク・ファイナンスに大別されます。多数の資産を対象とする場合、リスク・コントロール策として、リスクの分散や回避が考えられます。個別の資産を対象に考える場合、例えば、建物に耐震補強を施すなどのリスク軽減策が好適なものと考えられます。許容可能なリスクレベルであると判断されれば、リスクを保有する、あるいは保険などに転嫁するリスク・ファイナンスの手法が考えられます。
また、リスク軽減を実施してから、リスクを転嫁するなどの組み合わせも非常に有効なリスク・マネージメント策といえます。このような場合、リスク軽減策の実施により、リスク転嫁の経費(例えば保険料など)を低減されることが期待されます。近年、カタストロフィ・リスク(大規模災害による損害)に対するリスクヘッジ策として、リスクを証券化するCATBONDなどが日本でも注目を集めています。再保険市場で調達していたリスクファイナンスを資本市場に求めるもので、キャットボンドは、甚大な経済的インパクトをもたらす巨大災害リスクに対するアベイラビリティの確保、資金の即時確保などという点で、今後さらにそのニーズは増加していくものと予想されます。
ABSコンサルティングは、リスク・マネジメントするかという点でも、多くの経験を基に独創的なソリューションを提供しています。ABSコンサルティングの提案する方策は、構造物の補強による地震リスク低減などの工学的なソリューションから、CATBOND(リスクの証券化)などの各種金融手法を応用したリスクヘッジ、またその組み合わせなど、柔軟で費用対効果の高いソリューションを提供しています。
|