近年の金融自由化による不動産やリスクの証券化、保険料率の自由化の流れの中で、資産の適正な価値を見極め、そして潜在的に内包するリスクを把握しマネジメントすることが求められています。ABSコンサルティングのデューディリジェンスは、PML(Probable Maximum Loss)等に代表される確率的な損失評価から業務中断期間・損失の評価及び環境リスク評価までお客様のご要望に応じた幅広いサービスを提供することができます。投資銀行、証券会社などの金融機関、不動産業、格付機関に至るまで、ABSコンサルティングは、地震や台風などの自然災害に対して工学的な知識と経験に基づき、PML値を算定するデューディリジェンスサービスを提供しています。
PML評価
PML(Probable Maximum Loss/予想最大損失)とは、予想される被害に対し、対象物が被害を受ける前の状態に復旧する為に必要な費用を対象物の価値(再調達価格)で割ったパーセント値で表したものです。
地震被害に対するPMLの分析方法は幾つかありますが、ABS Consultingは何れの方法も対応可能です。その一つに、再現期間475年に相当する強さの地震動を解析し、この地震動に対する建物損失の90%信頼値をPMLとして算出するものがあります。この手法で算出されたPMLは、リスクを判断する指標として知られており、保険/金融/不動産業界などの多くの分野で活用されています。
地震PMLの算出に際しては、弊社グループ企業EQECAT社のJapan Quake™を用いて高度な確率的分析を行います。また、図面、土質調査報告書、構造計算図書のレビュー及び現地調査によって、個別の建物に即したより精密なPML値の算定を行うことが可能です。